ふと、昔、私(男)が悩んでいたのを思い出したので、書こうと思う。
今となっては、恋愛に関する悩みというものは、私の生活から消え失せた。
結婚したからだ。
良い人と結婚でき、昔抱えていた、のたうち回るほど苦しい恋愛の悩みは、完全に忘れてしまっていた。
のたうち回っていた私を、置いてけぼりにしてしまった。
チャラい(不真面目な)男がモテるのが許せない。
※画像はイメージです
私は真面目だった。
二股が許せない。
彼女がいるのに、他の女に手を出すような奴は許せない。
というか、一晩だけの関係、遊びで女に手を出すような男も許せなかった。
あと、彼女がいるのに、そういうお店に行くやつもいけ好かなかった。
私は・・・真面目だったw
しかし、そういう男も少なからず存在する。
よくそういう噂話を聞いたり、自慢話を聞いたりするたびに、畜生め。となっていた。
チャラい男がモテるのは仕方ない。
※画像はイメージです
そもそも、モテないのにチャラい男はいないわけだw
モテないのに、女を侍らせる事は出来ないのだから。
そして、人間は動物だ。
動物界では、モテる人、モテない人がいるのは自然の摂理だ。
以前書いた内容とかぶる部分もあるが。
この真面目な奴はバカを見るという話は恋愛にも言えることだと思う。
真面目で誠実な人は、必ず良い人と出会えるなんて決まりはどこにもない。
むしろ不真面目で、不誠実な人が魅力的に見え、女性を全部取られるという理不尽(と思えるよう)な事だって起こりうる。
しかし、理不尽なのが世界なんだ。
その理不尽な自然界の上に人間社会はルールを作った。
法律とかを整備し「結婚してるのに不倫したら慰謝料を払う」とし、なるべく、全ての人に平等になるように社会を作る。
法律だけでなく、道徳もそうだ。
本来は道徳や、ルールなんて存在しないところにルールを置いた。
「浮気は悪」「不倫は慰謝料」「一夫一妻制」というルールや観念を人間が決めた。
しかし、人間社会も根底は自然世界の上に成り立っていて、人間が動物である事は揺るがない。
自然界の動物を基準として考えれば、必ず1:1でオスとメスがつがいになり、浮気は許されない。なんて話ばかりではないのだ。
競争が厳しい種類の動物なんて、ボスのオス一頭に対してメスいっぱい。(ハーレムを作る)
あぶれるオスは、メスを得る事はできず、群れにも入れず、野垂れ死ぬ。
そんな種類の生物もいる。厳しい世界だ。
人間も動物であるので、本来は競争であるのだと思う。
恋愛なんて特に、「人間の決めた法律」に即してするものではなくて、「動物としての本能」としてするものだろう。
どんなに真面目に尽くしても、横から奪われたり。
単純に、遺伝子で顔がカッコいいやつがモテたり。
力の強いもの(金持ちとか)がモテたり。
はたまた、運が良くてモテたり。(出会いは運要素もあると思う)
ただ、真面目だけが取り柄の人は、納得いかないかもしれない。(昔の私がそうだった。)
真面目で誠実な人がモテない。チャラくて浮ついてる奴がモテる。
それは理不尽に見えるけど、本当は理不尽なのが本来の姿なのだと。
だから、異性を追うのは、競争なのだと。
そこに本来、ルールなんてないんだ。と
競争なのだから、負ける者、勝つ者が存在するんだと。
だから「なんであんなやつがモテるんだ・・・畜生」なんて僻んでる場合じゃない。
異性を得るには、競争しなきゃいけない。
競争しないでも、真面目で誠実であれば、異性を得られるなんて、虫が良すぎる話あるわけない。
勝ち取らなければいけないんだ。
真面目だろうが、誠実だろうが、チャラかろうが、浮ついていようが、クズ野郎だろうが、そんな事は、関係ない。
真面目だから大丈夫と安心するのではなく、魅力的になって、気を引いて、全力でカッコいい男になるしかないんだよ。
昔の真面目なだけのおれへ。
甘ったれるな。
勇気と主体性を欠いた真面目に価値なんかない。
「おれは真面目で誠実なのに、どうしてモテないで、なんでチャラついたあいつがモテるんだ。」なんて僻んでいたが、それは当然なんだ。
だから頑張れ。
自分を磨け。
勝ち取れ。
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