私は幼少期から虫歯がめっちゃできていた。
そしてこれは2年前の話である。
2年前。私は結婚式まで1ヶ月を切り、それはもう日々忙しく、ストレスもものすごかった。
そんなとき、歯が痛みだした・・・
冷たい飲み物がしみるし、空気を吸い込むときにしみる・・・
こんなときに虫歯かよ・・・
でも、せっかくの結婚式の日に歯が痛いってのも嫌だな・・・料理も楽しめないし、歯が痛いと集中できない。
と思いすぐに治療に行くことに。
歯医者に行き、「歯が痛いんです・・・」と説明して見てもらう。
歯医者「虫歯ではないですね・・・」
歯医者「歯ぎしりが原因だと思います。」
え?歯ぎしり?
キリンノックス「いや、でもしてないと思いますけど・・・・」
私は、どうも納得できなかったので、食い下がってみた(アホ)
歯医者「じゃぁ試しに、歯に指を当てて歯ぎしりしてみてくださいよ。」と言ってきた。
私は言われた通りにした。
ビビった!
歯に指を当てて、歯ぎしりをすると、私の指に衝撃が伝わってきた。
歯ぎしりってすごい威力だ。歯に負担がかかるのも無理はない。
しかも、ちょうど痛い歯に歯ぎしりの振動が伝わっていた。
という訳で歯が痛い原因は歯ぎしりだったのだ。
じゃぁ歯ぎしりをやめれば良いんや!w
よかったー。
私はこう言った。「歯ぎしりしない方法はないですか?」
歯医者「無いです」
絶望
その歯医者さんの曰く、すべての人が歯ぎしりをするそうだ。
歯ぎしりをしない期間と、歯ぎしりをする期間があって、ストレス発散などの理由から、歯ぎしりをまったくしない人は存在しないらしい。
特にその時、私は、ストレスが溜まりに溜まっていた。
もはや、歯が痛い事もストレスになっていた。
歯医者「ストレスがなくなれば良くなる」と思うよ。
なぁんだ。ストレスがなくなれば良いのかぁ。
それができたら苦労しない。
仕方なく、その日はそのまま帰ったのだが、虫歯ではなかったのだ・・・
人間というのは、原因がわかると、解決方法がなくてもストレスが緩和されるらしい。
というか、解決方法がないからこそ「じゃぁしょうがねぇっか!」と諦める事ができる。
それから2,3日して、私の歯の痛みは消えていた。
私は、歯の痛みが消えた事すら忘れて、結婚式にのぞんだ。
人は痛まない箇所は意識しないんだなぁ。
痛むからこそ意識する。
自分の体を意識しないほど健康であることに感謝しないといけないですね。
当たり前にある幸せには意識がいかない。ということなので注意しなければいけませんね。
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