私が、中学生、高校生くらいの頃。
まわりの大人は大人に見えた。
自分の両親や、先生とかだ。
というか、大人は大人な精神を持っているのが当たり前だと思っていたので、大人の子供っぽい面を見ると嫌悪感を感じていた。
しかし、自分が28歳になり、年齢とともに勝手に精神が大人になるわけではない。という事に気づいたのだ。
自分の中身はガキのままだった。
確かに、言葉遣い、敬語や、文字の書き方、所作など、働き始めれば自然に身につくような事は多少できるようになった。
だが、中身は全然ガキのままだった。
本当は、働かずにベッドでごろごろしていたいし、うまいもん食いたいし、ゲームしたい。
悪口を言われればムカつくし、おごられれば嬉しい。
人の悪口を言いたくなるときもあるし、反りが合わない人もいる。
精神的に小学校の頃の自分と何が変わったかと言われると、正直わからない。
私だけかもしれないが、そう思って周りを観察してみると、どうも、みんな同じような感じなのではないかと感じる。
それどころか、20代の友達だけでなく、30代、40代、50代、60代になる自分の両親を含め、精神的にはほぼ同じ土俵なのではないかと思うくらいだ。
上司も、同僚も、友達もたまにガキみたいな内面が見え隠れする人がいる。
私の親父も、たまに子供っぽい面を見せる事がある。
みんな表面が大人になっているだけなのかもしれない。
たまに中身も大人だなぁという人に会うが、本当にたまにだ。
とにかく言いたいことは、大人になったら精神も大人になると思っていたらそんなことは無かった。という事だ。
自動的に大人になるなんて事は、子供時代の私の妄想だったのだろうか。
それとも、私は、大人になるための体験、経験が足りていないんだろうか。
これまでの人生で、勉強や、経験、体験を経て少しは変わったような気はする。
しかし、いくら表面上を大人と取り繕っても、自分の芯にある自分はガキのままなのだ。
あと20年経って、私が48歳になって、例えば、父親になったとしても、自分のガキである芯は変わる気がしない。
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