言葉よりも、行動を信じろ

哲学・考え方
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私は、妻にずっと前から言っている言葉があります。

 

「おれの言葉よりも行動を信じてほしい。」

 

言葉など、なんとでも言えるのだ。

嘘だって言える。

 

男は愛してないのに、女を物にするために「愛している」と言うし

悪いと思っていないお偉いさんも「誠に申し訳ありませんでした」と言う。

浮気してる人「あなたしかいない」と言うし

金がないやつは必ず「明日返すから」と言う。

ネットで実績を訴えたい人は「この投資で儲かりました」と書くし

商品を売りたい人「この商品は最高です」と言う。

 

言葉なんて、なんとでも言える。

 

おれはこの世界が大好きだし、生きるの超楽しい、仕事も天職だ。

この世が地獄なんて言ってる人がいるなんて信じられないね。

きっと愛は世界を救うだろうし、なんならおれの愛で世界を救ってみせる。

おれは悪いことはしたことがないし、嘘もついたこともない。

おかげで年収2000万だ。

正直に生きることが、収入アップの近道だよ。

あと、おれは小学校の頃からバク転ができた。

 

ほらね。

いくらでも書ける。

おれの打鍵を妨げるものは何もない。

 

たまに、嘘を言うつもりがなくても思ってもないことを言ってしまったりする。

好きなのに「お前なんか嫌いだ」と言ってしまう事もある。

言葉は事実とは限らない。

 

行動は事実である。

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「おれバク転できるぜ」と言うのは誰でもできるが、バク転する事は誰でもできるわけではない。

「愛している」なんて誰でも言えるが、その人のために、仕事をして、金を稼ぎ、家事をして、ごはんを作ることは誰でもできる事ではない。

「この商品は最高です」なんて誰でも言えるが、最高の商品を開発して、誰かの問題を解決する事は誰でもできることじゃない。

 

行動は事実だ。

行動した時点で、それは疑いようがない。

 

謝罪する人には気をつけろ。

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コレも私が妻に良く言っていることだ

 

「ごめんねという言葉には気をつけたほうが良い。」

 

「ごめんね」なんて、誰でも言える。

私の経験上「ごめんね」と軽々しく言ったヤツは、また同じ事をする。

そして、また「ごめんね」と私に謝る。

 

「ごめんね」と言うのはタダだから。

 

おれは謝って済むならいくらでも謝る。

土下座でもなんでもする。

 

もし、「土下座すれば1円やるよw」と言う人がいたら、おれは1千万回土下座して、1千万円貰う。

なぜなら、土下座とは、謝罪の言葉とともにタダ頭を下げるだけだから。

 

誠意が感じられない?

誠意とは何か?

 

謝罪における誠意を演技力で騙されている人がいる。

つまり、申し訳なさそうにするのがうまい人が誠意があると勘違いしている人がいる。

 

違う「誠意とは行動」だ。

自分がしてしまった事に対する何かを行動によって補填する。

それこそが誠意だ。

 

「ごめんね」の演技がうまい人に騙されてはいけない。

 

コメント

  1. mifuketa より:

    ブクマは、ひょうきんに書いたけど、この記事良かったです。
    『言葉より行動』本当にその通り。
    言葉は簡単だ。言う方も言われる方も。信じさせる方も、信じる方も。だから多用される。
    でも、キリンさんの記事の通りで、言葉って紙一重なんだよね。言葉で煙にまくもの簡単だしね。
    だから人は時間をかけないと、なかなか他人を信じれないんだよね。時間をかけて言葉の真意を行動で確認するから。
    あら、キリンさんの記事に感化されて熱く書いてしまった!

  2. kirinnox より:

    熱いコメントありがとうございます!
    ちゃんとした関係があれば、言葉ひとつで壊れるような事はないと思います。
    みふけたさんの熱い記事も楽しみにしてますw

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