夏休みもそろそろ終わる。
夏休みの宿題をいつやるか。というのを思い出す。
私は、最後の日までやらない人だった。
しかし、最後の日に(一夜漬けで)ちゃんとやっていた。
もし、課題に期限が決まっていなかったらどうだろう。
私は、一生やらなかったに違いない。
そして、自分を高めて、人生を前に進めていく行動は、得てして、期限が無いものばかりだ。
期限が無いことを今すぐやり、人生を前に進める行動を取れるか。
やらなくても別に困らない事を実行し、自分を高める事ができるか。
やらなくても死にはしないが、自分が人生で「心からやりたい」と思っていることに取り掛かる事ができるか。
前に進まなければ停滞してしまう。
壺に石から入れる話
ある大学でこんな授業があったという。
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。
その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。
そしてじゃりを壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」
君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり…。
ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。
もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。
ネットで有名なコピペです。 (太字は引用者)
この話を聞いて何を思うでしょう。
私はこう考えました。
「なんだそんな話かw普通に考えれば、壺にいろいろ入れなきゃいけないのに、砂から入れる人なんかいないだろw」
だが!!
実際の人生は、砂利から入れてしまう人も多いような気がする。
かくいう私も大きな石から入れているか?と言われるとNOだ。
重要なものほど、後回しにしてしまう。
一番重要な事に取り掛かるのはなぜか億劫だ。
そして、どうでも良い瑣末なことに時間を使ってしまう。
そうなってしまう理由は、大きなことに取り掛かるプレッシャーだったり、恐怖だったり、ビビリだったり、適当にやってはいけない。という心理だったりするのだろう。
人は重要な仕事には最後に取り掛かってしまう。
私は気付いた。
この話で重要な事は「最初に石を入れるのは、意外と難しい」ということなのではないか?
実際の壺に石を入れる作業であれば、大きな石を最初に入れるだろう。
しかし、人生となると、つい、水 → 砂 → 砂利の順でいれてしまう。
周りにいる人も、「水から入れろ」とそそのかしてくるし、「石を上手く入れられなければ、壺(人生)が割れてしまうかもしれない。」という恐怖もある。
壺に入れる順序は、今日、朝起きてから行動する順番なのかもしれない。
朝起きてする行動を考えたとき、人生に於いて一番重要なことから取り掛かっていなければ、水、または砂利を先に入れてしまっている事になる。
はたして、一番重要なことから取り掛かれる人がどれくらいいるだろうか・・・
朝起きて、一番重要なことから取り掛かっていなければ、
いや、そこまで行かなくても、今日1日の中に一番重要な事をやっていない人は
仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり・自分の夢であったり、一番大事な物を永遠に失う。(恐怖!)
私自身も、思い返せば、石から入れていない!
エッセンシャル思考
肝心なのは、肝心なことは肝心なままにしておくことだ。
引用:エッセンシャル思考
肝心なことは肝心なままにしておくこと。
私達は人生において、重要な事が何かを、頭ではわかっていながら、それを選び取れない。
そんな人生ではいけない。
そのためには、枝葉末節を切り落とし、エッセンシャルなものを選び取らなければいけない。
今日やらなくても良い事を、今日しなかったら、明日もしない。
今日何もしなければ、明日も何もしない。
しかし、今日行動すれば、明日も行動できる。
明日行動できれば明後日も行動できる。
人生が変わっていく。
今すぐ。一番重要な事をやろう。
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