あのとき、私は大学生でした。
遊び呆けて、深夜に実家に帰宅。
家族は寝ていて真っ暗です。
そして、ゴキブリは夜行性です。
もう20年も住んだ家、壁についてる電気のスイッチは、例え真っ暗でも場所がわかります。
私は、真っ暗な中。電気のスイッチを3本の指で
「スパーーーーーッン」っとぶちかましました。
電気は、なぜか付きませんでした。
いつもなら「パチッ!」っという感触とともに、電気がつくのです。
しかし、その日は、弾力がありました。
そう、プレステのコントローラーのR2ボタンが近いかも知れません。
表面は硬いのに、ブニョっという感触でした・・・
私はもう一度、スッっと電気を付けました。
今度は「パチッ」とすんなりつきました。
足元には
負傷したゴキブリがうごめいていました・・・・
「うわああああああああああああああああああああああああああああああああ」
叫んだ。
先程のR2ボタンの感触が、実はGボタンだったと知った瞬間。
指先に残った感触は、私の脳へ凄まじい電流を送り、最高の気持ち悪さをもたらしました。
終わり
画鋲を踏んだ話
私の部屋は、汚い。
足の踏み場もない。
常に、床に落ちてる物は踏み潰しながら歩いている。
「痛っ!」
なんか、とがったものを踏んだ・・・
チクッっと軽い痛みが走る。
足の裏を確認すると、丸い物が張り付いている。(※画像はイメージです。)
否!!!
刺さっている!!!(金色の平べったいタイプです)
画鋲を認識した瞬間、痛みが1000倍になった。
「うわあああああああああああああああああああああああああああああ」
叫んだ。
踏んだ人にしかわからないと思いますが。
画鋲を踏んだことに気がつくまで痛みはまぁまぁだったのです。
しかし、足の裏に画鋲が刺さったと脳が認識した瞬間に痛みは1000倍になります。
終わり
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