雨が降ると水たまりが出来る。
水たまりには微生物が湧く。
微生物は、分裂して、増えて、2世代、3世代と続いていくかもしれない。
だが、次の日が晴れだと水たまりは干上がり。
微生物は全部死ぬ。
逃れる方法はない。
私は、水たまりを見て、地球を思った。
時間のスパンが違うだけで、地球も同じようなものなんじゃないか。と思った。
何億年か後には、太陽が膨張し、地球は飲み込まれて消滅する。
地球が出来て、46億年。太陽が死ぬのは50億年後らしい。
そう、今、地球はもう寿命の半分を生きているのだ。
もちろん、46億年なんていう長さは私の人生、約100年に比べたら長すぎてよくわからない。
しかし、地球はもう、約半分生きてしまっている。
残りは半分。
全2日で消滅する水たまりに例えるなら、水たまりが出来てから1日後。
今、一番微生物が盛ってる時です。
しかし、明日の晴れで、水たまりは跡形もなく消滅する。
そこに微生物がいた痕跡すら残らない。
地球も同じ。
50億年後、跡形もなく消滅し、人類がいた痕跡すら残らない。
この本に書いてあった。
地球は渦のようなものだと。
風呂の栓を抜くと渦が生じる。
その渦によって、水は早く排出されるが、水を排出しきると、渦は消滅する。
地球はその渦と同じだと書いてあった。
地球は、宇宙に生じた渦。
栓を抜いた瞬間に生じ、次の瞬間に消滅する渦。
雨の日に水たまりが出来る。
水たまりに微生物が湧く。
分裂し、2世代、3世代とつながっていくが、次の日に干上がって全部死ぬ。
この微生物はなんの為に湧いたんだろう?
地球は宇宙に出来た水たまり、次の日、干上がる。
その中で生きる微生物のような私たちは、明日干上がる事を知らない。
追記
寝る前に、私はふと思ってしまいました。
地球の寿命は、本当に地球上の生物の寿命とイコールなのであろうか。
そして、ある動画を見つけてしまいました。
是非見てください。
①地球に直径400kmの隕石が衝突したら
太陽の寿命が残り50億年だとだとすれば・・・そんなに長い時間があれば、隕石のひとつやふたつ、衝突しないわけないのではないかなと思います。
地球に繁栄している人類は、天体レベルの長い歴史から見れば、ほんの一瞬なのかもしれません。
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