佐藤隆太さんを見て思ったのですが。
もちろんカッコ良いんですが。
良い人そうだなぁ!っと私は思ったのです。
そこでwikipediaを読んでみると
誰とでもすぐに仲良くなれる明るい性格
期待を裏切らない!
むしろこの顔で性格悪かったら、おれは人間不信になってしまうよ・・・
そして、私はある仮説を立てました。
良い人そうな顔してる人は良い人説
この仮説の根拠をここに記します。
人は、見た目によって流されがちです。
これはハロー効果によって裏付けられると考えます。
よって、良い人そうな見た目の人を人々は「良い人」として認識してしまいます。(実際の相関関係は不明なのに)
つまり、良い人そうな人は周りから良い人として扱われるわけです。
ハロー効果に関して、美人かどうかが罪を犯したときの刑罰の重さに関係してくるという実験結果もあるようです。
たとえば、美人が窃盗罪を犯したときには「きっとなにか理由があるのだろう」と刑が軽くなる傾向があるのに対し、同じ美人が詐欺罪を犯したときには「美醜で魅了して人を騙すとはけしからん」と刑が重くなります。
熟慮されるべき量刑の判断ですら、美醜による影響が出てしまうということを考慮すると、普段の何気ない人間関係において、美醜が影響してくるのは当然であると考えます。
そこで、気になってくるのがスタンフォード監獄実験です。
「新聞広告などで集めた人を、適当に看守役と囚人役に割り振り、それぞれの役割を演じさせた」という実験です。
そして、結果として、看守役は看守らしく、囚人役は囚人らしくなった。
それはもともとの性格とは関係なく、権力を与えられた人は、傍若無人な振る舞いをするという結果が出たそうです。
女性用の衣服を着せられていた囚人役の人の性格が多少女性らしくなったという結果も出ているらしい。
ここから言えるのは「人は貼られたレッテルの方に自分を合わせていく性質がある」ということなのではないかと思う。
つまり、周りから良い人として扱われるという経験が重なると、自然と良い人寄りに性格が変化していくのではないか?というのが私の考えです。
これは、逆のことを言うこともできる。
つまり、人相の悪い人は、周りから悪い人として扱われ、結果悪い人になってしまうのではないかという考えだ。
これがもし事実であれば、非常に恐ろしく、残念なことだ。
ここまで書いてもう一つ効果を思い出した。
ピグマリオン効果とゴーレム効果だ。
これは、教師が「この生徒は勉強ができる」と思って接すると、実際に成績が向上し、逆に「この生徒は勉強ができない」と思って接すると成績が落ちるという内容の効果だ。
「成績」という実際に数値として現れる結果が事実であるとすれば、周りからの期待度によって性格という数値化できないような曖昧なパラメータが容易に変化してしまうのは想像に難くないと思うのだがどうだろう。
私は以前から「顔は運だ」と書いてきた。
もしも、顔によって、周りからの扱いが変わり、それによって、性格に変化がもたらされるとすれば因果関係的に「性格も運」と言うこともできるかもしれない。
また「人生は全ては運なのではないか」という私の考えが強固になっていく今日であった。
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