私は表面上を取り繕う事が苦手な人間です。
私はよく第一印象は「バカそう」「頭悪そう」「変人」「変態」などと言われます。
でも、実際は、私は頭の中ではシュレディンガー方程式について考えていますし、変態です。
とにかく、私は表面を取り繕ってしっかりした人間を装う事が苦手なのです。
じゃぁ中身もしっかりしてるかというと怪しいけどw
しかし、面接では、そういった表面を上手く見繕う人が受かるように思います。
面接は、聞かれるであろう質問を想定しておいて、あらかじめ用意をしておいた答えを言う人が多い。
普段は元気良くなくても面接のときだけ元気良く喋っている人を面接官は見抜けるのだろうか。
あとは、顔の良し悪しが面接に影響及ぼすみたいな話(モデルと大学生で内定取れるか比べたやつ)もある。
すべての企業に「第一志望です!」って言った人がより多くの内定を手に入れるのでしょうか。
そういった、表面上を、実物よりも上手く見せるというのに、私は違和感や嫌悪感を感じていた。
偽善者として振る舞っているような、自分が詐欺師になったような良心の呵責を感じるのだ。
そんな私は面接に落ちまくったw
また、私は、じっくり考えるタイプのため、面接中に「これどう思いますか?」って言われて、1秒で答えが出せない。
例えば
面接官「少子高齢社会についてどう思いますか?」
おれ(どう?って良いか悪いかってことかな?事実なんだから良いも悪いもないのではないか?ってか良い悪いって何?道徳的に?それとも、人類の生存にとって有益無益かってことか?
まぁ社会システム的には年金のシステムがちょっと心配?でも、若手が少なくなる、って事は、人材不足気味になって、もしかしたら、就職するのとかは以前よりも楽になるかも・・・売り手市場・・・そりゃ。企業にとっては、人手不足で困るかもしれないけども、就職する側としては、選択肢が広がっていいのか?・・・わからん・・・
あっ!やべ、速く答えないと!)
おれ「なんとかすべきだと思います。」
面接官「・・・・・では次の質問に行きます。」
どう思うかとか聞かれても「そもそも良い悪いの定義って何ですか?」っとなってしまう。
どうしても、思考が、哲学的、論理的になりすぎてしまって、一般論的に考える事ができない。
さらに、思考が思考を呼んで、まったくまとまらず、何を言えばいいかわからなくなる。
私の中で、面接時の質問の回答が完成するのはだいたい3日後くらいである。
ぁ、でもおれが面接官だったら、おれが来たら落とすわw
おれ、取り繕っても、素の自分でも、ちょっと変な人間だし、やっぱダメだな。
取り繕うべきか、取り繕わないで、素の自分を見せるべきか。
そんな事もわからず生きています。
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